こんにちは~rikoです。
今日も絵本は私の子どもの頃に家にあった絵本です。
ブックオフで見かけ、懐かしくなり購入!
誰かの読んだ古本、抵抗のある方もいるかも…
でも並んでいる本を見ていると思わぬ思い出の絵本に出会うことがあります。
本屋さんだと人気な絵本や新作が平積みで、どうしても惹かれてしまうけれど、古本でフラットに本棚に並んでいるとじ~っと題名を読む時間が必要で…
そうしていると「おや?」っと見覚えのある絵本
出してみて絵本の絵をみると「あ~これ家にあったな!」って。
こんな話だったな~ってページをめくるたび懐かしい。
全然思い出しもしなかったのに、確かに記憶の中にある、覚えてるって不思議。
私の記憶力は乏しいので「読んでいた絵本を思い出して!」って言われても難しいですが、こうして実際に手にしてみると思い出す。あ~って記憶が引っ張り出される感じも脳が働いている気がして、快感があるかも!笑
「プータンいまなんじ?」の紹介
「プータンいまなんじ?」は1984年初版の絵本で「プータン」というブタの男の子が主人公です。(ブータンだと思っていた…笑)
朝「ちりりり・・・」と目覚まし時計が鳴るところからお話が始まります。プータンは今日遊びに来るおばあちゃんのことが大好き。時計を読めるようになったプータンは「おばあちゃんに時間を教えてあげる」とはりきっています。
おばあちゃんが来る約束の時間は、おやつのじかんの3時
楽しみで楽しみで待ちきれないプータンの様子が、時間の経過とともに描かれています。
仕掛け部分の時計は、プラスチックのしっかりした作り
長針にくぼみがあり、回しやすく、ちゃんと短針も一緒に動きます。
お話を読む横で、こどもに時計の針を回してもらいます~
初めて時計を読むきっかけになり、お話の流れで感覚的に掴みやすいのでは?と思います。
「プータンいまなんじ?」感想*おばあちゃんを思い出すお話
時計を読み方を覚えるのにもおすすめですが、私が好きなのはお話。
日常だけど、おばあちゃんが大好きなプータンには、とっておきの1日を描いたほっこりするお話です。
おばあちゃんを待ちながら、お家でつみきしたり、絵を描いたり、3時にやってきたおばあちゃんとおもちゃで遊んだり夕飯を食べたり…
おばあちゃん子だった私は、プータンの気持ちがよくわかり、とても温かな気持ちになります。
だいぶふくよかだった私のおばあちゃん・・・
ブタのおばあちゃんってところも親近感が…笑
「太っていた頃より20㎏近く痩せたのよ」と自慢していたおばあちゃん それでも、ふくよかだった!笑
甘いものが大好きで、朝ごはんにカステラ食べてたな〜
おばあちゃんは編み物や縫い物が上手で、おばあちゃんの家に遊びに行くといつも何かを作っていました。
私が小学生の頃はよくセーターを編んでいて・・・
セーターは編み目を減らしたり増やしたりして洋服の形に編むのですが、「1,2、3,・・34、35・・・」なんて、編み目を数えながら編むおばあちゃんの横で、でたらめに数を言ってジャマをするのが好きでした。笑
(編み目数はズレると大変…)
そんな私をいつも怒らずに笑って済ましてくれた、優しいおばあちゃん。
おじいちゃんとも仲が良く、2人はいつも温かく、私たち孫を迎えてくれました。私の息子と娘、ひ孫も会わせることができ、可愛がってくれました。
残念ながら数年前に2人とも亡くなってしまったけれど、あんな風に歳をとりたいな~と思い出されます。
『プータンいまなんじ?』は優しいおばあちゃんを思い出す絵本でもあります。
おばあちゃん大好きな子にもおすすめです。
絵本の目尻の下がったにこにこ顔のプータンのおばあちゃん、素敵です♪
良かったら、読んでみてください。
その他に紹介した絵本です↓
ではでは。